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第5回 水田 強さんに農業の魅力についてお話を伺いました。

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毎回富士町で活躍されている方をフォーカスし、その人となりを引き出していくコーナーです。
回は富士町グリーンツーリズム委員会委員長水田 強さんにインタビューをさせていただきました。

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富士町市川出身の57歳、専業農家。現在は富士町で農業を通した体験観光の誘致のために富士町グリーンツーリズム委員会を立ち上げ、委員長として日々、精力的に活動されています。
好きな言葉は 『水』 『土』 『風』  シンプルライフが基本!



Q.農業をはじめてどれくらいですか?またきっかけは?

農業は始めて47年、きっかけは農業高校卒業してから家が農家で後継ぎですからね、必然的に...ということです。(笑)佐賀農芸富士分校の農業課で3年間勉強してきました。その中で野菜部をたちあげ、トマトを種からまいたり、接木をしたりと、いろんな角度から研究してきました。そして卒業後、付加価値の高い農業をしなければということでまず、インゲン作りに取り組みました。これが台風の時期でよその農家が被害に合って、自分のインゲンがすごい成功したんです、それがきっかけでJA南山も盛り上がって、本格的に野菜作りが始まりました。



Q.どんな作物を作られてますか?

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最初はインゲン、ありとあらゆる路地野菜を作り、それからほうれん草の栽培を始めました。たまたまその時、茨城の筑波に研修に行くチャンスがあり、そこのほうれん草作りを見てきたときに、『これだ!』とほうれん草の種まき機をヒントに早速、機械を借りてきて栽培し、データを取り、この栽培方法は能力的、収穫的にもとても良いことが分かったんです。また冷蔵庫を導入して、保管もできるようになってからは ほうれん草栽培がとても効果的にできることになり、県の事業にのせてもらい、JA南山ほうれん草部会が飛躍的に収益が上げれる野菜作りができるようになりました。また、ここまで行き着くまでにいろんな物を作りました。7年前にはブルーベリーを始め、5年前からは正式にトマトのハウス栽培もやっています。



Q.水田さんのこだわりを教えて下さい。

トマト栽培でのこだわりは、トマトを1本の苗木から2本の木を生やしていく、こうすると花がしっかりつくんですよ。そうしないと幹ばかり成長して実が付かないからね、あとは作り。ヨシとかカヤなどの荒い素材を使って20年かけて作っただから地力があり、水をやらなくても育つ、これが有機のの力。もちろん除草剤は使ってないし、そのおかげでトマトの果肉がしっかりして、美味しいトマトができる。 やっぱりが命だね。 それと夏場の高温時期に対する環境作り、暑さ対策はとても大事です。 暑すぎるとトマトは花が受粉しなくなるのでやはり快適な環境作りが重要になってくる。 これは他の野菜も共通で、特にほうれん草は冷たいの力、あとは緑の風、風の力がとても大切で夏場の高温には山の谷間の風をうまく使わないと病気になるんだよ。 また農業はエコの典型的なモノと思っているよ。草を刈って飼料にする、冷たい水をかける、自然の風をあてる、冬場に気温がマイナスになることで害虫を殺して、野菜の甘みを出す、というように無駄な燃料や余分なモノは一切使わず、自然にあるものすべてを使って栽培するということ。こういう点で農業=(イコール)エコだと思っている。



Q.農業の大変さと楽しさを教えて下さい。

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一番大変だったのは台風で全部全滅したことだね。でもそれから復旧して、また土石流で土が全部流されて駄目になって復旧しての繰り返しだね。農業は自然が相手だからね、果敢にチャレンジすることが大事よ。 それとやっぱり、ほうれん草農家仲間が以前は120人くらいいたが嘉瀬川ダムや高齢化で今は30数名になってしまったことが精神的にはつらいですね、ダムで離農する農家の土は農家の魂だからダムの底に埋めるのは我々農家にはつらすぎると国交省にお願いしてその土を一トン車で運んだりもしました。 しかし、一方でここ数年、自分たちを見てきた若い農家が育ってきた喜びはあるよ。 彼らが農業を本格的に取り組んでくれることが本当にうれしいですね、農業後継者との出会いがあり、その後、農業のサポーターとして帰ってきてくれることがうれしいですね。 あこがれでは飯を食えない、生活力がないと大変、それにはやっぱり自分たちの商品に付加価値をつけることが大切、それを作るのも我々の役割だと思っています。 商品作りとしては、野菜作り=(イコール)物語り作り、の物語、の物語がないと商品は育たない、ぜひ食べてみたい!と思わせるものを今後も野菜に詰め込んでいきたいと思っています。



Q.今後どのような農業活動を行っていきたいですか。

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今、僕がやっているグリーンツーリズム、新規就農者の促進、町外から来る人に対して、皆で連携して農業=(イコール)地域のサポーターとして地域を守っていきたいですね。 人がいなくなることが一番寂しいから、緑の風が吹いて、人が来るようになるとことが一番いいですね、『何も無いのが一番いい!田舎はイイね!』と住んでる人がこの宝の山里に気づくことが大切。 今回の体験観光がきっかけを作るようになり、他の農家さんも関心持ってくれるようになりました。それを広げていくことが大切だと考えてます。また、農家だけではなく、商工、観光旅館、林業そういうみんなの総合力が結集しないと地域の理想には近づけないと思っています。


取材後記
シンプルかつシンプル!何も足さない、何もひかない生き方。 水田さんらしさが良く現れている印象を受けました。これからも体験観光、地域活性化のために一緒に頑張っていきましょう!




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