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第11回 ベジボーイズの友田さんにインタビューさせていただきました。

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毎回富士町で活躍されている方をフォーカスし、その人となりを引き出していくコーナーです。
11回は合瀬で活動中のベジボーイズの会長である友田 章彦 さんにインタビューをさせていただきました。


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友田 章彦(ともだ あきひこ)  富士町合瀬地区でご両親とともにレタスやパセリを作る、現在27歳の若き農業人。幼いころから富士町合瀬で育ち、今後の合瀬地区やここで暮らす子供たちの将来を想って活動を開始したベジボーイズとアグリナインの会長を意欲的に務めています。家に帰ると2人の男の子のお父さんでもあり、そして、もうすぐ3人目の赤ちゃんも誕生するのだとか。  そんな一人で何役もこなすパワフルな友田さんに、農業にかける想いや、様々な活動を通して感じることについてインタビューさせていただきました。 好きな言葉は「どんな小さな弱い力でも、みんなで一つになれば大きくて強い力になるから諦めないで続けることが大事だよ」。友田さんの先輩から言われた言葉だそうです。ベジボーイズやアグリナインなど友田さんの人生で、大切にしている事だとお話していただきました。 友田さんのお話の中には、家族や仲間を大切にしている気持ちが話の節々で顔を出します。飾り気のない人柄で自然と人が周りに集まってくるような魅力的な方です。


Q. 友田さんはどんな野菜を育てているのですか。

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 主に、レタスとパセリです。二十歳くらいから親の農業を手伝うようになったんですが、始めのころは、自分も考えが若かったせいもあってよく親と喧嘩していました。今では、経験あっての知識など親のすごさが分かってきたんですけれど。やっぱり親はすごいですね。

 今はパセリの生産を少しずつ拡大していますが、両親と自分の3人で手一杯の仕事量なので、まずは仕事を完全に覚えて現状維持、それから規模を広げていければいいかなと思っています。

 そして、富士町の気候はレタスとパセリに合っていて美味しく育つので、この二つの野菜は日本中のどこのものにも負けたくないです。どこもそうだと思いますが、自分が作る野菜の自慢は愛情をかけられて美味しく育っていること。レタスに虫が付いていたら一つ一つ手で取り除いていたりと愛情かけて丁寧に野菜と接しています。

 野菜を作るのと子育ては同じだと思うんですよ。子供を成人するまでしっかり育てる、野菜だって愛情をかけて出荷まで大切に育てる。成人・出荷した後はどうなるか分からないけれど、それまではちゃんと愛情をもって見てあげないと。ここ1・2年でそう強く思うようになりました。   



Q. ベジボーイズの活動内容について教えて下さい。

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ベジボーイズの活動のきっかけは、自分たちの後の世代の子供たちがこのまま富士町合瀬に残ってくれるのかということに不安を抱いて皆で話し合ったことでした。自分達が集まって楽しく農業でもなんでも地元で楽しくやっているのを子供たちに見せないと、ここに残ってくれないんじゃないかって。だから、「合瀬から笑顔を」をテーマにして、広い地域に手を拡げるんじゃなくて、この上合瀬と下合瀬に限定して、この合瀬のファンを作ろう。合瀬で一つになろう。という想いで活動をしています。

 活動内容は地元の子ども達と一緒に、畑で野菜を作って収穫して販売まで行ったり、最近行った稲刈りでは、たくさんの子供たちと一緒に活動することができました。後日、参加者の家族から、「作業はきつかったけれど楽しかった」とお礼の電話を頂いた時は本当に嬉しかったですね。まだ活動を始めて1年目だから手探り状態だけど、自分達に何が出来るのかまずは何でもやってみようよという意気込みでやっています。

 現在、メンバーは11人でその中で農業をしているのは5人。通りに面した小さな畑で、若者がみんなで寄ってたかって作業しているので、通りがかりの地元の人に、「そんな簡単なことをみんなでせんでも」って怒られたりすることもあって少し恥ずかしいけど、いろんな人が声をかけてくれるようになってアドバイスや、ときには野菜の苗をいただいたりと地元の交流が深くなってきたのを実感できるのようになりました。これをやることで地域の会話が増えたと思うし、特に世代を超えての会話が増えたことは本当に嬉しいですね。

 今後の目標は、地元の笑顔の輪を作ること。まずはベジボーイズのメンバーが笑顔で活動して、地域全体が笑顔になればいいですね。外から来たお客さんに「こんな地域もあるんだ。住んでみたいな。また遊びに行きたい」と思ってもらえるような地域にしていきたいです。

 ただ、私達がベジボーイズとして活動できているのは、家族や地域の方の協力があっての事ということは忘れないようにしています。外に出ることで家族には少なからず負担がかかることになるのでいつも感謝ですね。

(写真上 ベジボーイズの畑の前で。吉田良輔さん、合瀬健太郎と一緒に。)

(写真下 先日行われた稲刈り交流会にて。)



Q. アグリナインはどんな活動をされているのですか?

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   アグリナインは、富士町の34歳以下の若い農業者で結成されたグループで、現在13名のメンバーで構成されています。結成のきっかけは、富士町で農業をしている人は集まる機会がないと情報交換の場がないので、まずは集まって話をしようというのが始まりでした。

 自分は会長をしていますが、自分よりも年上の先輩もメンバーの中にいるので、月に一度の定例会の場などで、相談に乗ってもらったりアドバイスをもらったりと良いコミュニケーションがとれていますよ。定例会では、今後の活動の計画や、反省点などを話し合っています。それぞれが、通常は別々の野菜を作っていて作業の時間帯も違うので、なかなかみんなが揃うことが難しいので課題もたくさんあるんですけれど。

 先日の古湯音楽祭では、自分で育てる花ポットを販売したんですよ。震災のあった東北支援として一部寄付をさせていただきました。苗から自分で育ててもらうので、花の由来や育て方などのポイントをまとめて渡せるようにしたりと、どうしたら喜んでいただけるかを考えています。

 今後の活動としては、富士町は高齢化が進んでいるので、少しでもお年寄りの方の役に立ちたいと思っています。例えば、草刈など小さなことから手伝っていきたいですね。この辺りでは、おばあちゃんが畑の草刈をカマを使って切っているのを見かけたりすることもあるんですよ。でも、若者が何人か集まって草刈機ですれば早く終わるから、少しでも楽をしてもらいたいですね。どんな小さなことでも声をかけてほしい。小さなことから少しずつ役に立てるようになりたいと思っています。

(写真下 古湯音楽祭で花ポットを販売。)


Q. 最後に町内や町外の方にメッセージをお願いします。

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  (町内の方へ)高齢化が進んでいるといっても、富士町の年寄りさんは若い人に負けないくらい元気なので、世代を超えて一緒に活動していきたいです。

(町外の方へ)富士町の田舎でしかできない事ってたくさんあります。子ども達に野菜を作る楽しさも教えていきたいし、地元の人との交流も楽しいと思いますよ。ぜひ遊びに来て下さい。

今度、11月26日(土)にベジボーイズで収穫祭をします!
BBQをしたり、さつまいもを焼いたり、野菜いっぱいの鍋をする予定です。秋の食べつくしイベントですね。
ぜひ遊びに来て下さい。


(写真は大好きなおばあちゃん ヒサさんと一緒に。) 


取材後記
 とにかく忙しそう!という印象でしたが、お話を聞いていると、とても楽しんで活動をされていることが分かります。富士町の若い方たちが、今後の富士町を考えて取り組んでいる事はとても心強く感じます。みなさんもベジボーイズの畑で作業している友田さん達を見かけたら、ぜひ声を掛けて下さい。 一緒に富士町に笑顔の輪を作っていきましょう。



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